生成AIについて、科研費申請支援の伴走者プロジェクトでは一切使用しておりません/無料トライアル再開しました(7月29日追記)
Summary:
(7月29日追記)無料トライアル再開しました→初めての方向けの無料トライアルは7月20日でいったん締め切ります
(7月26日追記)ウェビナーを開催します。テーマは逆転の発想で科研費申請書を書く: 「やってはいけない書き方」を知るストラテジー
少し前に「事件」だった生成AIは今や、広く使われるようになりました。そのため、当プロジェクトでもスタンスを明確にしておきます。当プロジェクトでは、当初から生成AIは使っておりません。研究計画は、オリジナルかつ新しいものであり、文書をお預かりして編集をお手伝いする立場として大量のデータを学習する生成AIに読み込ませることは不適切だと考えるからです。
私共としては当然のこととして、生成AIが登場した当初から変わらぬスタンスでやっておりますが、不安に思う方がいらっしゃるかもしれないので改めて明らかにしておきたいと思いました。当プロジェクトでは一切、使用しておりません。これまでにお渡ししたNDAは生成AIが登場する前に発行しておりますので、生成AIの文言を入れておりませんが、もし不安な方がいらっしゃいましたら、遠慮なくお知らせください。生成AIの文言を追加したNDAを差し替えとして提供いたします。ご存知かと思いますが、JSPSでは「意図せず著作権の侵害、個人情報や機密情報 の漏洩につながるリスクがありますので、このことに留意した上で研究者個人の責任において判断してください。」としています。参考:JSPS2024年度公募要領
ちなみにですが、科研費に関すること以外では、当方は必要に応じて生成AIを使っております。ライティング/編集の仕事に関わることが多い立場上、効率化できるのならそれに越したことはありません。とは言うものの、現実には、生成AIの文章を自分が納得いく状態に修正するのに時間がかかるので、自分で書いた方が速いというのが現時点での実感です(必要以上の、余計なことを生成AIに書かれてしまうこともあります)。ただ、英語で文章を書くときは、日本語のように自由にはいかず時間がかかってしまうこともあるので、生成AIを使うといった感じで使い分けているところです。
(7月26日追記)無料トライアルはまだ再開しておりませんが、ウェビナーを開催します。申請書を書くにあたっては、「専門外の人にも読めるわかりやすい書き方をしましょう」と言われますが、それができたら苦労はしない、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは逆転の発想で、「してはならない書き方」、つまり「わかりづらくなる書き方」を避けることで、わかりやすい申請書に近づけることを目的としたウェビナーを開催します。詳しくはこちらの投稿をご覧ください。